王子田楽
先日、息子の進学フェアに一緒に行った帰り道・・・時間が出来たので、王子神社の王子田楽奉納を拝見しました。(息子はさっさと帰宅。笑)
王子田楽は、鎌倉時代末期から700年の歴史があるそうで、一般的な田楽の踊りが豊作を願うものに対し、魔よけ・厄除けを願うものという大きな差があるそうです。
小さなお子さんが、重たい楽器を持って、上下に跳ねながら踊る姿はとてもかわいらしく、応援したくなります(*^_^*)
頻繁に繰り返される上下に跳ねる動きは、地面から湧き出る魔を踏み鎮め、邪気を祓う所作と考えられているそうで、獅子舞等にも似たような考えの所作があります。
私の所属する囃子連にも小学生が在籍していますが、子供が衣装を着つけて暑い中舞うのは大変なこと。しかも1時間も舞うなんて凄いことです。
こちらは、警護の四魔帰武者。
大刀を、なんと7本もさしています!!武者は二人いて、兜は月と太陽。(写真は月の兜です。)陰陽思想からそのような兜とのこと。
舞童の花笠は五色で、王子田楽には、あらゆるところに、陰陽思想・五行思想・修験道などの考え方が表されているそうです。
戦争により、40年間途絶えたものを復興し現在は北区無形民俗文化財に指定されています。
王子神社
御祭神
御祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
速玉之男命(はやたまのおのみこと)
事解之男命(ことさかのおのみこと)の五柱で、
総称して「王子大神」とお呼び申し上げます。
大変勉強になりました。
有難う御座いました。
トウリーダー/カラーセラピスト Mai
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