見えないところ。
お神楽や、獅子舞でお伺いする時。
稽古する時。
実は、やっている時間よりも準備や片づけの時間が物凄く多い。
例え30分の出演時間でも、準備は何時間もかかる。
神楽師はなんでも自分たちで作るようで、手作りの物がたくさんある。
特に、御幣を作るのは親方にとって特別な時間らしい・・・
願いを込めて丁寧に作るそう。
(↓小さいサイズで作ってみた。笑)
大黒がまく小判も、袋に判子を押して、袋に詰めたり、細かい作業もあったりする。
そして案外、力仕事が多い。
囃子に使う締め太鼓は、使う前に締めて、終わってからゆるめる。
今はボルト締めの太鼓を使っている会も多いが、あえて昔ながらの方法で締めている。
祭りの時に使う山車の組み立ても、かなりの力仕事。
お神楽の時は、衣装を広げて役ごとに衣装をコーディネートして、畳み直して荷物を準備して・・・
帰ってからも、へとへとでも衣装干しが待っている・・・
数日後には、干した衣装を畳み直したり、修理が必要なものは修理する。
そんな見えないところの作業が物凄くある。
そして、そのほとんどは親方自身がやっていると思うと・・・驚く。
地域の祭りもそう。
当日も物凄く物凄く忙しいが、祭りをやる町会の役員さんは、何ケ月も前から打合せをし、何日も前から準備をし。
片づけも力仕事が多く大変なのに・・・地元の役員さんはご高齢の方ばかり。若い方が本当に少ない。
それでも、今まで続いてる。
続けるって、凄いな。
私も、私が気付かないところで、色んな人にやって頂いてることが沢山あるんだろうなぁ・・・
私も、次の世代に繋ぎたい。
さて。衣装片づけに行ってこよう。
トウリーダー/カラーセラピスト Mai
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